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    「日本軍はなぜ満洲大油田を発見できなかったのか」岩瀬 昇

    【私の評価】★★★★★(90点) ■三井物産から三井石油開発で海外の  石油資源開発を行ってきた著者が、  日本の戦前、戦中の石油政策を  調べました。  日本は、アメリカによる  石油輸出全面禁止により追いつめられ、  対米戦争へ突き進みました。  石油の一滴は血の一滴と  言う人もいるくらいなのです。  ですから、当時の日本は樺太、満洲に  進出してい...

    「驕れる白人と闘うための日本近代史」松原 久子

    【私の評価】★★★★★(90点) ■「日本は歴史を直視せよ」  という人がいます。  そういう人は、  適切に回答できないと  ますます増長してきます。  この本は、ドイツにおいて  外国人の主張におもねるのではなく、  反論すべきは反論してきた  著者の一冊なのです。  ホロコーストと南京事件を  同一視する人には、  それは違いますよ、  と説明しなて...

    「米中もし戦わば」ピーター ナヴァロ

    【私の評価】★★★★★(90点) ■過去の中国の武力侵攻と  情報戦の実情を整理し、  アメリカの対中国戦略を  考える一冊です。  この本が重要なのは、  著者がトランプ大統領の政策顧問の  ピーター ナヴァロであるということ。  過去60年にわたり軍事力行使を  繰り返してきた中国とアメリカが  今、対峙していることに  警鐘を鳴らしています。 ・中国...

    「不揃いの木を組む」小川 三夫、塩野 米松

    【私の評価】★★★★★(91点) ■法隆寺、薬師寺の再建で副棟梁をつとめ、  寺社建築会社「鵤(いかるが)工舎」棟梁の  小川さんの一冊です。  鵤工舎では徒弟制度で人を育て、  共同生活10年間の修行で  匠となります。  10年間という時間をかけて  じっくりと人を育てるのです。 ・十年の年月は隠し事やいいふりをすることが  無駄なことを教えてくれます...

    「決断できない日本」ケビン・メア

    【私の評価】★★★★★(95点) ■「沖縄はゆすりの名人」との報道で、  国務省日本部長を更迭された  ケビン・メア氏の一冊です。  事実関係があまり報道されなかったので、  不思議に思っていましたが、  社会党系の活動家のネガティブキャンペーン  だったとわかります。  不思議なのは、  共同通信社が組織として  それを支援したのか?  ということです。...

    「香港領事動乱日誌―危機管理の原点」佐々 淳行

    【私の評価】★★★★★(90点) ■テレビでおなじみみの危機管理の専門家、  佐々 淳行さんの一冊です。  佐々さんは、35歳で  在香港日本国総領事館領事として  警察庁から出向しています。 ・警察庁出向の香港領事の大事な任務の一つは、  麻薬密輸に関する情報を収集し、警察庁に通報することである  ・・・香港といえば麻薬犯罪の代名詞のようなもの(p166...

    「壬生義士伝(上・下)」浅田 次郎

    【私の評価】★★★★★(93点) ■本のソムリエは、青森県八戸育ち。  南部の男です。  そして、幕末の新撰組に、南部藩を脱藩した  吉村貫一郎という男がいました。  その吉村寛一郎を中心に、  この物語は進んでいきます。 ■南部藩の足軽であった吉村貫一郎は、  文武に才能を示しますが、  足軽は足軽。  貧困の中から脱藩して  金を故郷に送るために上京し...

    「道路の決着」猪瀬 直樹

    【私の評価】★★★★★(93点) ■最近、高速道路のパーキングが  変化していることに気づきます。  まず、トイレがきれいになった。  そして、まずいラーメンがなくなった。  逆に、パーキング毎に人気メニューを  PRするようになってきています。 ■私は、これは道路公団の民営化がもたらした  成果だと思っています。  そして、なんと現在、旧道路公団三社は ...

    「交渉術」佐藤 優

    【私の評価】★★★★★(94点) ■今、話題の北方領土問題ですが、  2002年に北方領土問題に取り組んでいた  鈴木宗男さんとともに粛清された  元外務省官僚 佐藤 優さんの一冊です。  佐藤さんは、外務省の内部抗争で敗れた立場ですので、  この体験の反省を含めて、この本を書いています。 ■基本は交渉術なのですが、この本の面白さは、  外務省という組織の...

    「汗出せ、知恵出せ、もっと働け!」丹羽 宇一郎

    【私の評価】★★★★★(90点) ■世の中には、現実を直視できる人が、  ごくわずか存在します。  私には、丹羽さんがその人だと感じました。  丹羽さんに見えるのは、何もない日本です。  食料なし、エネルギーなし、水なし・・・  日本にあるのは、「日本人」と  その勤勉さに裏打ちされた  「技術」だけなのです。  ・日本人よ、目を醒ませ。日本には日本人が ...

    「道路の権力」猪瀬直樹

    【私の評価】★★★★★(90点) ●面白過ぎる。  道路関係四公団民営化推進委員会を舞台に  繰り広げられる役人と政治の世界。  こんな仕組みで国の税金が使われていく。  この無駄遣いと無責任さをトヨタの人が見たら、  血の涙を流すだろう。 ●危機感とは潰れそうにならないと生まれない。  トヨタ、ホンダでさえ倒産の淵に立ったことがある。  では、日本国が破...

    「坂の上の雲」司馬遼太郎

    【私の評価】★★★★★(94点) 精神主義と規律主義は, 無能者にとって絶好の隠れ蓑である。 ■日本においては、  精神と規律は非常に重要です。  重要なだけに、それだけに頼ってしまい、  無理を押し進めてしまう人がいるのも  事実でしょう。  その反対に、米国ではロジック、自由が  非常に重要視されています。 ■ただ、ロジックだけでは  動かないのが世の...

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>月別(2002年7月~)